カテゴリ:猫伝染性腹膜炎(FIP)( 18 )

前記事のコメントにて、昨年、猫伝染性腹膜炎(FIP)で亡くなった「みたらしくん」についての
ご質問を頂きました。お返事をこちらの記事にて代えさせて頂きますね。

わたしの拙い説明と体験談ですが、コメントを下さった方と同じように
「愛猫がFIPなのかも!?」と不安になっている方、または、これから猫ちゃんを飼ってみようと
している方たちに、少しでも参考になれたらといいと思い書かせて頂きます。

それと、わたしは単なる一般人のイヌネコ飼いなので、獣医学的なことは分かりません。
親切な先生方が過去に印刷してくれたプリントや、様々な資料やHPからの抜粋もあります。
もし文中に、間違えや医学的に違う点などありましたら、
是非ともご指摘下さい。

今後のためにも、よろしくお願いいたします。
わたしもまだまだ勉強不足なので、愛する家族のためにも知識を増やしていけたらと思っています。



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愛猫「みたらしくん」のFIP記事を見て下さってありがとうございます。
少しでもお役に立てればとお返事いたします。
しかし、わたしは獣医学を学んだ者ではないので、
一般人の経験談のひとつとして読んで頂けると助かります。

まず「傷の治りが遅いからFIP」と言うのは少し短絡的な気もします。
先生は、何か「傷の治り方」とは別に、FIPと思える症状を見つけられているのかも
知れませんが...是非、先生としっかりお話しをして欲しいなと思います。

「傷の治りが遅い」と一言で言っても、
赤ちゃんの時に、お母さんの母乳(初乳)が十分に貰えなかった。
野良時代に栄養不足で免疫力が下がっていた、などでも
十分な抗生剤の効力が発揮出来ないときもあります。
または、他の感染症にかかっている等...etc.
あまり焦らず(わたしは焦ってしまうタイプですが...汗)
冷静に検査等をしてあげ下さいね。


まず最初に確認なのですが、(既に入院もしているとのことなので
終わっているハズと思いますが...)基本的な血液検査はお済でしょうか?

★ワクチンや予防接種の前にまず、血液検査が必要です。
猫白血病・エイズ検査が検査できます。
これらは、終わっていますか?(3,000円位~)
とにもかくにも、まずこれをしなくては。

★ウンチを病院へ持って行くとコクシジウムの検査も出来ます。
(感染している子は、下痢や軟便の場合が多い)(1,500円~)
コクシは落ちにくい場合もあるので、駆虫終了までに2~3週間
かかることも多く、子猫の免疫力の状態も大きく影響すると思います。
入院しているなら、その間に検査、虫下し(ドロンタールなど)の投薬も済ませられるはずです。

★ワクチンは基本的には寄生虫がいないことを前提に接種するもので、
寄生虫がいれば栄養状態が悪くなることに加え、せっかくワクチンを
接種しても体の免疫力が上昇しにくくなってしまうこともあります。



よって、傷が治りにくい要因は、いきなりFIPへ行かなくても
いろいろとあると思うのです。
そして是非、先住猫ちゃんの為にも、たとえどんな元気な子だとしても
1ヶ月くらいは別々のお部屋で、またはケージなどに入れて、様子を見ながら生活させてみるべきだと
思います。(わたしは、それをみたらしくんの死でとても反省し後悔しています)



そして、心配なさっているFIP(猫伝染性腹膜炎)のお話しに。

入院するくらいなら、大抵は「項目の多い血液検査」
すると思います。でも、しない先生もいるとは思います。
料金が加算されますので、勝手には出来ないと考える先生もいるかと...
やはり飼い主さんとどれだけ意思疎通が出来ているのかが大切になってくると思うのです。

血液検査は、一般的に3種類あって、

1.一般検査
2.生化学検査(★これが「項目の多い血検」です、費用は1万くらい
かかるかも知れません)
3.寄生虫検査

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例えば、FIP感染のみたらしの場合、
まず去勢手術を終え帰宅してから、食事を一切取らなくなりました。
同じように、避妊・去勢がFIP発症の引き金になるケースは多いみたいです。
同じようにFIPで愛猫を亡くした飼い主さんからも、報告をいくつも頂きました。

退院後の症状は、目を眩しそうにして、しっかりと開けなくなっていました。
食事は、大好物を何種類も用意しても食べようとはしません。
どんどん酷い貧血状態になり、白血球の数値が増加し、
輸液、インターフェロンの効果もありませんでした。

粘膜系が弱まり、涙、鼻水が出たため、カリシウイルスの疑いが最初はあがりましたが....
1週間でみるみる様態は悪化し、血の気がなくなり、肉球や口内が白くなりました。
おしっこを垂れ流してしまい、「これは何か違う!」と思い、すぐにみたらしを抱いて
詳しい検査をするために、野村獣医科へと向かいました。

FIPと診断されてからは、瞳は濁り、左右の虹彩が不自然に歪み、耳に黄疸が出て....立てなくなり。
そして何よりも一番の症状は「食べない」でした。
このままでは餓死してしまうのでは?という状態に。毎日、1日たりとも開けずに治療へ通いました。
そして、あっというまの1ヶ月ちょっとで、突然呼吸困難を起こし死に至りました。
とても進行の早い病です。

一般的に、細菌感染症があると、白血球数は増加します。
しかし、ウィルス感染症の場合はかえって減少することもあるのです...(難しい...)
あとは先生の体験と知識が頼りです。

でも、生化学検査からは、数多くの情報により肝機能の数値や病気や弱っている部分の
「ある程度の予測」が立つのは本当です。
そして、この生化学検査をすると、大抵は紙に検査結果(数値記載)をプリント、
または手書きで渡してくれます。(上の写真↑が検査結果表)
「検査結果の紙(表)とか貰えますか?」と言って全然良いと思います。


そして、もっと詳しく調べたい場合、症状が明らかにFIP患者と重なるようでしたら、
FIPに関連した検査を依頼します。もしくは先生から提案されると思います。

基本、猫ちゃんを飼う場合は、

1、 猫免疫不全ウイルス(FIV) 別名:猫エイズ
2、 猫白血病ウイルス(FeLV)
3、 猫伝染性腹膜炎(FIP)


の3つはきちんと把握する必要があると、わたしは痛感しました。

ちなみにわたしは「みたらしくん」が死ぬまで「猫コロナ」と「FIP」の違いは
知りませんでした。犬のコロナウイルスの方が恐ろしい印象が強かったからです。
「白血病とエイズ検査とお腹の虫を除去して、ワクチンすれば平気だよね?」
↑これがわたしの猫知識のレベルでした。(それで今までは問題がなかった)

3つのうち、FIVとFeLVは診断が簡単です。
文頭に挙げた検査をして、血液中の抗原や抗体を証明すれば、
だいたい判断がつくからです。

しかし、FIPの診断は非常に難しいです。
検査をしても、本当に病気に罹っているかどうかは
総合判断が必要になるからです。
簡単に「これはFIPですね~」とは言い難いと思うのです。


まずFIPに関連する検査名を。

★①ネココロナウイルス「抗体価検査」
★②みたらしくんは、「蛋白泳動検査」というものをして、蛋白分画というものを出し、
   野村獣医科で過去にFIP治療をした子たちと動線の比較検討をしました。
★③2008年位から最新のFIP診断検査と言われている「PCR検査」


①では、それが害のないネココロナウイルスの抗体なのか?
致死性の高いFIPウイルスの抗体なのか?区別がつきませんでした。
よく、①の検査が「FIP検査」と勘違いされることも多いのですが、
これはあくまでもコロナウイルスの抗体価の検査です。

ちなみに、ネココロナウイルスに感染した場合、離乳したばかりの子ネコでは、
微熱、嘔吐、下痢の症状が見られることがありますが、
成ネコのほとんどは症状が見られないか、軽い下痢を起こす程度が多いようです。

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ネココロナウイルスは感染経路を通じて細胞皮膜にとどまって、細胞が破壊された場合にのみ
症状が起きます。このように、ネココロナウイルス自体は感染率の高いウイルスではありますが、
それほど脅威ではないと考えられます。
抗体をもって元気に生活している猫ちゃんは意外と多いと思われます。
ネココロナウイルスの感染率は、キャッテリーや多頭飼いの家庭では80-90%以上にも
達するといわれています。
みたらしの通った野村獣医科院長は、7~8頭以上一緒に飼うと、発症率が一気に上がると
お話していました。
ちなみに、コロナウイルス抗体価が3000代の雑種の猫ちゃんが、みたらしと同じ治療を続けて、
元気に回復した例もあります。
抗体価が25,600倍だったみたらしは、ダメでしたが...

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そして、最新検査?と言われている③の「PCR検査法」では、
正確にネココロナウイルスの量を測れるようになり、
ネココロナウイルスとFIPウイルスが持っている性質の違いから、
両者を判断できるようになったのです。
(簡単にいうと、ネココロナウイルスは腸管とその付近のリンパ節までにしか広がらないのに対して、
FIPウイルスは血液にのって全身をかけめぐる性質を持つ。
そこで血液中のネココロナウイルス量を正確に測り、それが増殖していれば、
それはFIPを発症するFIPウイルスであると診断できるという仕組み)


日々、「この子はFIPかも!?」「みんなに感染しちゃうかも?」と心配しながらの生活は
とても辛いものです。
または、「FIP」と強く思い込むことによって、本当の「病」を見逃してしまう恐れもあります。
治療は早期に始めるに越したことはありません。
間違った診断と治療で、大切な猫ちゃんの「命の時間」を無駄にしたくありませんよね。

我が家は、みたらしの死後、①の抗体価検査は全頭行いました。
費用は一頭1万数千円と高額ですが、安心料だと思えば安いものです。
そして、8頭いた猫(分譲した子も含めて)抗体価が唯一高かったのは
今、門脈シャント/癲癇の治療をしている「ミニマムが1600倍」だけでした。他は100~400倍以下です。

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*FCoV感染判断基準=
・400倍/未満感染の可能性は低いと思われます。

・400倍~1600倍/FCoV抗体価が認められます。臨床症状や蛋白分画等と併せて診断が必要。2、3週間後の再検査も考慮する。

・3200倍以上/特徴的な臨床症状が認められる場合は、FIP発症の可能性が疑われます。

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死んだ「みたらし」くんは、初回が「25,600倍」で後は上る一方でした。
(我が家の猫で分譲した子も含めて猫免疫不全ウイルス(FIV)、
猫白血病ウイルス(FeLV)に感染していた子はいません)

しかし、2010年に入ってからは、この「PCR検査」に異論を唱える文献も出てきているみたいです。
わたしは、こちらの動物病院のブログで知ることができました。
ttp://blogs.yahoo.co.jp/matubarahos (最初にhを入れて下さいね)
ブログ内のワード検索から「FIP」と入れるとたくさんの記事を書いていらっしゃるのが分かりますので、
参考に読まれてはいかがでしょうか?

でもまずは、総合的な血液検査、そして、FIPと思われる症状も多く、
先住猫と共に家族として迎えるならFIP関連の検査で良いと思います。

変な話、先住猫ちゃんがコロナウイルスを持っている場合もあるかも知れません。(例えばですが)
そうした場合、子猫ちゃんがコロナウイルスを持っていても、感染の心配はない。と、言えます。
その逆もしかりですが...
2頭とも免疫力を落とさぬよう、元気に過ごさせてあげれば問題ないとわたしは思います。
子猫との出会いは、必然だったと思う気持ちは、きっと皆さんも同じだと思います^^

ご質問にあった「隔離はせず、普通に過ごさせたいと思っています。
どう思われますか?また、あい様宅ではどうされていましたか?(隔離)」
ですが、

我が家は、みたらしがFIPの治療を開始してからは、他猫とは1階2階で、完全隔離で
生活しておりました。FIPを発症してしまっては、体力の消耗も激しく、
何より具合が悪く寝たきりになります。他の子がいてはストレスになる状況でした。

しかし、FIPと気付く以前までは、みたらしは、他の猫たちと同じスペースで生活していたのです。
でも、全頭コロナウイルス抗体価を調べた結果、ミニマムを除く他の子には感染していなかったのです。
「感染力が強い」と言われていても、こんな結果の場合もあります。

今現在、コロナウイルス抗体価が1600倍あるミニマムは、今もみんなと一緒に、
同じスペースで生活しています。

一応、食事、水のお皿は、消毒、別々にしていますが、
特に何も気にしていませんし心配もしていません。
もう今は、みんなに感染しているのかも?
そんな心配は別にしていません。

鍵コメントさんがおっしゃるように「コロナウイルスは伝染性ですが、
FIPはコロナウイルスが自己の中での異変なので」と、ありますが
コロナウイルス自体は、知らぬ間に持っている子も多く、普通に生活
できている子は多いです。しかし、免疫力を落とさぬよう、注意は
必要ですが。一緒に生活させても、わたしは大丈夫だと思います。
勿論、感染症じゃないのが一番良いのですけどね。

今、本当に怖いのは「FIP」だけだと思います。FIPの診断がおり、元気に過ごしている子も
実際にはいるようですが、やはり体調を崩すことも多いらしいです。
しかし抗体価が高いくらいでは、元気に普通に生活が出来ます。(何万倍にいくと微妙ですが)

是非、セカンドオピニオン、または、FIPの治療や患者さんに
少しでも多く携わった先生に診てもらうのも良いのかもしれません。

子猫ちゃんは、今も長期の入院をしているのでしょうか?
(FIP向けの治療を開始しているのですか?抗生剤だけなのでしょうか?傷の方は完治ですか?)

とにかく、一日も早く元気になることを、わたしとみんなたちも応援していますね!!!
お互い情報交換していきましょう^^
これからも、何でもOKですので書き込みしてくださいね!
子猫ちゃん、がんばれ!



▲▲▲▲▲この続きは、「みたらしくん」の動画です▲▲▲▲▲
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昨年の9月17日、わたしの愛猫である「みたらしくん」が猫伝染性腹膜炎(FIP)により死亡しました。
今月でもう、みっくんがいなくなっちゃって1年も過ぎたんだね。

そんなわけで、みたらしくんの記事を期間限定でまた公開することにしました。


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当時の記事を久しぶりに読んで、わたしはまたまた涙女になっちゃってます。
あの時も、このブログを見ているみなさんには、たくさんの暖かいお言葉を頂きました。
本当にありがたいことです。とても支えてもらいました。

みっくんのお仏壇のお水を毎日換えながら、やっと涙が流れなくなったのが.....いつくらいだろう?今年2月にミニマムが門脈シャントで体調を崩したあたりからかな?みたらしの死を悲しむというより、「みっくん!ミニマムを助けて!」と祈るようになっていたからね。ミニマムが手術から帰って来たときは、半分みたらしくんも生きて帰ってきてくれたと思いました。ミニマムとみたらしはひとつになって生きている!今もそうやって信じています。

これは、まだみっくんが2ヶ月くらいの頃の写真。
長い尻尾がとても綺麗で、いつもリビングで日光浴をしていた君。

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夜はわたしの布団にこっそりと入ってきて、足元でスヤスヤと眠っていたね。

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これは、レスキューした「茶トラちゃん」との2ショット。「大みた/小みた」って呼ばれてたよね(笑)茶トラちゃんはね、今、千葉県の海の近くで優しい里親さんと暮らしているんだよ。

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「外は絶対にダメ!」って言ってたのに、いつも君はお庭へと脱出していたね。何時間も必死に追いかけても君はなかなか捕まらなくて本当に大変だったよ。蝶や虫を見つけては、目をキラキラさせてじゃれていた君。天国のお庭にもたくさんのお花が咲いていますか?

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今、わたしは、君とおんなじ茶トラ猫のミニマムくんとがんばって治療しているよ。わたしはね、猫は「赤茶トラ」が一番好きなんだ。いいこで繊細でいたずらっ子が多い気がするよ。君もミニマムもそっくりだもの。あ、ミニマムくんはポンポン尻尾だけどね。君の美しい長い尻尾には適わないよ。さすがお兄ちゃんだ。

9月17日前後には、うちにも遊びにきてくれるのかな?
特別に美味しいご飯を用意しておくよ!
そして、これからもミニマムくんのことを見守ってあげて下さい。
君の命のバトンは、ミニマムがしっかりと受け取ったからね。

またいつか会いましょう。
わたしの大好きな、大好きな、大好きな、みたらしくん。


おまけ♪
ホムセンで見つけた「みっくん」(笑)
思わず買っちゃった!

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※FIPについては、まだ100%解明されていない点も多く、獣医師や専門家によっても、表現が異なる点があります
分かりやすく言えば、その猫が猫コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる検査。(※ウイルスではなく抗体を調べる検査なので、ウイルス自体が終息していても、抗体が残っている場合も考えられ、厳密には「その猫が猫コロナウイルスに接触したことがあるかどうかを調べる検査」という方が正しい)

猫コロナウイルが猫の体内に入ると作られる「抗体」の量を調べる。
「FIP(ウイルス)抗体価検査」と呼ばれることも多いが、この呼び方は正確ではない。何故なら、この検査では猫の体内にあるのがFIPウイルスか猫コロナウイルスか、判断できない。


■抗体検査の判定■
抗体価は両方のウイルスの区別がつかない合計値です
ウイルスA=猫伝染性腹膜炎ウイルス
ウイルスB=猫腸管コロナウイルス

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◎抗体価100倍未満=ウイルス感染の可能性は低い

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◎抗体価100倍以上1600倍以下=感染の疑い(境界域)
<特に臨床症状が認められない場合>
①ウイルスAを保有しているがまだ発症には至っていない
対処:経過を観察し症状が現れたら再検査を受ける
②ウイルスBを保有しているが発症には至っていない
対処:病原性が弱いので感染しても無症状で耐過してしまう
<食欲不振・元気消失・体重減少・発熱の症状を認める場合>
①ウイルスAで発症していて、抗体上昇中の状態
②ウイルスBでの症状もしくはその他の原因による症状
対処:A・Bの判定はこの時点では困難なので1ヶ月後に再検査
●顕著な抗体価上昇が認められた場合=ウイルスAでの発症
○抗体価上昇が認められない場合=②の可能性が高い

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◎抗体価3200倍以上=ウイルス感染の可能性が高い
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みたらしくんが死んだのが、去年の9月17日....
死因は「猫伝染性腹膜炎(FIP)」のドライタイプ(非滲出型)発症です。
現在の医学では、まず100%助からないと言われている病。
どうして発症してしまったの?
「これだ!」なんて言い切れるものはない。
ただ....
虚勢手術から帰宅して、その日から食事を一切食べなくなって、そのまま....
毎日の通院治療の甲斐もなく、1ヶ月半で死んでしまった。

ミニマムが我が家に来たのが、8月2日
ものすごい風邪っぴき状態で、病院にてカリシの治療をすぐに開始した。

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みたらしとミニマムは、同じ茶トラという事が関係するのか?しないのか、すぐに意気投合して仲良くなった。
というか、ミニマムがみたらしくんを親代わりのように求めていた。いつも2匹はくっついて寝ていた。そして、みたらしくんは、前々から予定していた虚勢手術を受けるために入院した。この時に、既にカリシウイルスに感染してしまっていたのかも知れない....

みたらしは、退院したと同時に、具合がどんどん悪くなっていった。何も食べない。いつも寝てばかりになり、そんなみたらしの横にはいつもミニマムがいた。食べなくなって3日目の朝、手術した先生に相談したら「避妊虚勢手術すると1週間くらい大人しくなることは珍しくない。でも心配なら連れてきて」と言われ、点滴へ連れて行く。

ミニマムのカリシは妙に治りが遅かった。わたしの経験上「これはちょっと違うかな?」といやな予感がした。先生は処方薬の変更をしたりした。それでも粘膜系がグショグショしていて治りづらい。けど、「所詮、カリシ、単なる猫風邪」っていう気持ちがあった。それよりも食べないみたらしのほうが心配だ。みたらしくんは、点滴を受ける。インターフェロンも開始した。それでも回復しない。痩せていく。もうおかしい。そんな記事をここへupした。

そして後日、

わたしのブログに【秘密コメント】が入るんです。

<みたらし君の事でちょっと気になってコメントさせてもらいました。
避妊・去勢手術後に元気がなくなり2ヵ月後くらいには亡くなってしまう
…というのを他の方の猫ブログで複数読んだ事があります。
その場合、死因は全員がFIP(猫伝染性腹膜炎)で
避妊・去勢手術が引き金になったと思われます。
みたらしくんは違うと信じていますが、こんな心配させるようなことを書いてしまって
ごめんなさい。わたしも以前にFIPで愛猫を亡くしているので...>


これがわたしとFIPの出会いでした。すぐに野村先生のところで検査。数値25600....
絶望的。
先生たちと色々と話し合って、考えた。
「虚勢手術」が原因なのか?

いや......「ミニマムがキャリアなのではないか?」



当時、それらのことは記事にしていなかった。
ミニマムを「原因扱い」したくなかったし、みたらしの治療でそれどころではなかった。みたらしは、日々、確実に「死」へと近づいていくような状態だった。それでも毎日、野村センタに通院して治療した。同時にミニマムのカリシの治療も続いていた。でもミニマムは元気だった。そして、みたらしは死んだ。あっという間に。具合が悪くなってから1ヶ月半でいなくなってしまった。

目の前が真っ暗になった。なんで!?って気持ちと悲しみが一気に襲ってきた。そんな時、わたしの目の前には、すっかり我が家へと溶け込んだ可愛いミニマムがいた。カリシもほぼ完治している様子。

「ねえ、君がFIPの原因なの?君も死ぬの?」と、思った。
悲しいことばかりで嫌になる。でも逃げちゃ駄目だ。

ミニマムもFIPの血検しなくちゃ....

地元の先生に検査を依頼した。

結果は.....



<続きは、また後日に更新させてください。すみません>
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それと、「みたらしくんの死因って結局なんだったんですか?」って質問があったので
お答えします。

猫伝染性腹膜炎(FIP)
のドライタイプ(非滲出型)発症です。

おそらく去勢手術が引き金だったと思われます。(キャリア→発症)

でも断定はできません。

ちなみに、ワクチン接種済み、猫免疫不全ウイルス(FIV)や猫白血病ウイルス(FeLV)マイナスでした。

抗体価は、25600です。

いつか詳しく説明できる場を持てるよう、色々と勉強をしていますのでしばらくお待ち下さい。
関連したセミナーにも参加していきます。

管理人@愛


追記
FIPはほぼ死亡率100パーセントと言われてますが(説明している所が多いですが)、野村Vセンタでは、抗体価3000台の子が、みたらしと同じ治療を受け元気に復活しています。若い男の子の日本猫くんです。
とりあえず、猫伝染性腹膜炎(FIP)のカテゴリーを作り「みたらしくん」の記事は移動させました。現在は、悲しみ記事ばかりですが、いずれもっと内容のあるカテゴリーに出来るよう努力していきたいです。
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ウォークインクローゼットの片隅に、封を開けていないダンボールが1つ。

この箱にコツンと足がぶつかった。

あれ?

箱からわたしにぶつかってきたような感覚が残る。
そんな訳はないのだけれど。

「そっかぁ。これ....通販で届いて、そのまんまにしてたんだよね」

って、ひとり言。

その箱を、ズルズルと廊下に運び出した。

いい機会だから開けておきますか!って。

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ずっとずっと、なんとなく開封する気が起きなくて、そのままになっていたもの。
それは、先月亡くなった「みたらしくん」の為に買ったキャリーケースでした。


最初、バリケン100で通院を始めたみたらしくん。でも、出入り口が正面にあるバリケンだと、診察のときに無理矢理手前に引っ張り出さなくちゃいけなかったの。
もしくは、斜めにして振り落とすように出したり。(もちろんとても丁寧にね)

でも、治療を開始した当初、苦手なクルマに毎日乗り、何本もの注射をする治療を理解することが出来ないみたらしくんは、とても苦しそうに出るのを嫌がり、毎回「ヤダヤダ!」って中で踏ん張ってた。それでも最後には、力ずくで出して治療を開始するのだけれど....

わたしは、どうしてもそれが可哀相で、コジマでコレ↓を買ったのです。
別名「猫ちゃんの通院キャリー!」とも言われている「エコノア2」です。

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パカッと上半分が開くキャリーケース。程よく狭くて、移動しても、暴れかけても、猫の身体がイイ感じにホールドされます。だから最初は、中に座ったまま、上を開けて治療をしたり。そして、色んな先生やアニテクさんに撫ぜてもらったり、話しかけてもらったり。みたらしくんは、この中にいる限りは、とても安心できるみたいで、エコノアのお陰で通院と治療が見違えるように順調になったの。ストレスを少しでも減らすことが出来て、とても嬉しかったな。

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1週間、2週間とこのキャリーで毎日通院しているうちに、みたらしくんはすっかり野村Vセンタにも慣れて、このキャリーから出て診察台の上でリラックスや食事も出来るようになったんだよね。わたしと先生が、治療について熱く語り出すと「じゃぁボクはパカッ!のキャリーで寝てるね!」って自分でエコノアに戻って熟睡してたり。だからこのキャリーは、毎日みたらしくんと一緒に闘病した戦友なんだ。

「The superみたらし号!」そんな感じ。




そしてその後、免疫活性のレーザー治療が開始された。先生からは、最初「音や熱に驚いて、もしかしたら嫌がったり、暴れたりするかも?」なんて言われていたのですが、みっくんは1回目の照射のときからレーザー治療が大好きになったんです。ゴロゴロと喉を鳴らして、目をつぶり、コックリコックリと居眠りしたり。そんなわけで、1セット30分の照射を初日からクリアしたのでした。でもね、エコノアだとちょっと狭くてね。全身を伸ばして、ゴロンと寝転びながら、やれたらいいなぁ~って。

で、「これからもレーザー治療を続けていくんだし、どうせならみっくんがグッスリと眠れるサイズのバリケンも買って来よう!」と思ったんです。野村先生の病院は、週末になると1時間待ちとか普通にあるから、せっかくならゴロンとできるスペースが欲しいからね!そして、その夜にネットから注文したのがこのユナイテッドペッツの「A.U.T.O(オート)」です。上下の取り外しが可能で、横幅のあるバリケン100サイズのものを検索していたらこれを見つけて....!

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もうね。「カッコイイ!」って一目惚れ。野村センセの水陸両用艇みたいなルックスでしょ!?なんてね。
で、即ポチ!!!少し納期待ちみたいだけど1週間くらいだし。

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翌日、野村Vセンタに治療へ行ったときには、
「レーザー受けるため用に、横幅の広いキャリーを注文したんです~♪それね、クルマをイメージしたデザインですんごくカッコいいんですよ♪デザイナーズバリケンなんですよぉ♪」なんて話してたわたし。先生たちも「みっくん、いいねー!早く届くといいねー!クルマみたいなキャリーってどんなだろぅ!?」なんて楽しく話してたんだけどね。

それから3日後に、みたらくんは死んでしまった。

そして、火葬した夜に、このキャリーの入ったダンボールが、我が家へと届いた。
みたらしくんが居ないんじゃ、もう、意味がないって思った。
そのまま捨てようか?とも思ったけど....とりあえずクローゼットの奥に押し込んだ。

で、やーっと今日。

朝の9時からずーーーっとstudyしていた土曜日の夕暮れ。

ふと、ダンボールが「開けて!」と言っているような気がして開封することにした。

作業をしていると、わらわらとイヌネコたちが集まってくる。

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さてさて。

今日は、みたらしくんが、亡くなって何日目かな?って、カレンダーに目をやってビックリした!

全身に鳥肌が立った!

今日は10月17日。

みたらしくんが死んだのは9月17日

ああ、同じ17日なんだ!!!!!!!

丁度1ヶ月....



みっくんが「ボクのカッコイイキャリー、早く見せてよ!」って....言って.....るのかな。
「四十九日の前に、スーパーカーに乗る練習しとくよ!」って......

駄目だね。
自分で書いてて、涙が止まりません。
こんな空想ばかりだよ。わたし、ここまでヘタレじゃないはずなんだけどな。

ネットblogで有名な「富士丸くん」も、先日亡くなった。突然死だなんて、
穴澤さんは、今、どんな精神状態なんだろう。
彼の立場になって考えるだけで、心臓がはち切れそうに苦しくなる。

1ヶ月経った、このわたしですら.....
まだまだ駄目です、正直言うと。

でもわたしにはまだ、残ってる「みんなたち」がいる。
この子たちのためにも、メソメソなんてしていられないんだよね。


ああ。
せっかくの「お洒落キャリー」の自慢ブログを書こうと思ってたのに、結局、暗くなっちゃった。
すみません....

って、これで〆るのってかなりあれですか?
でも、メイクがボロボロになりましたので、今日はこれで。
お風呂にでもつかってきます....

明日は模試です。
がんばろう。


あ、官ちゃんも入れてみたの。
ちょっと(だいぶ?)無理があるみたい.....

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ねえ、みっくん。
このキャリー、気に入ってくれたかな?

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みっくん。
結局、具合が悪くなってから、きちんと食事がとれたのは、1日だけだったね。
あんなにゴハン大好きで、盗み食いの常習犯だったみたらしくんが、
何日間もゴハンを食べられないなんて、きっと辛かったよね。
今はもう大丈夫かな?
きちんと食べてますか?
メタボに気をつけてね!
さ、晩御飯もしっかり食べてね。

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メソメソ飼い主の「愛」です。こんにちは。
今回の件について、たくさんの方から、メッセージをいただきました。
お返事が遅くなってしまい、本当にすみませんでした。
いま...お返事書きました。
「みたらしくん」が死ぬ前に頂いたメッセージには、「みたらしくん」が生きている前提で、
わたしなりの気持ちをお返事させていただきました。
そして、それ以降の書き込みには、現在の気持ちとお礼を書かせていただきました。

まだ、ほんの少し、わたしの心は空気が抜けた状態かも知れません。
でも、いつまでもこのままってことはないので大丈夫です。
わたしには、たくさんの家族たちがいますからね。
がんばらなくちゃ!

本当に、本当に、ありがとうございました!!!

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■■■■■■これより先は、「みたらしくん」が息を引き取ってからの写真が数枚UPされています。
そのような写真が苦手な方は、開かないでください。よろしくおねがい致します。

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今日、これから、「みたらしくん」が、我が家を旅立ちます。

みっくんが死んだ直後は、今まで感じたことのないような喪失感に襲われてしまい
正直「あれ?わたし、ヤバイかな?」と、真剣に思いましたが、丸1日、みたらしと一緒に時間を過ごしたら
少し気持ちが落ち着きました....
1日中、泣いてるわけにはいきません。

みっくんを、たくさん、たくさん、撫でました。

みっくんに、何回も、何回も、Kissをしました。

みっくんの横に並んで、お昼寝もできました。




手足も、お耳も、お尻も、もちろんお顔も、ピカピカになったみっくん。

わたしが君の「おくりびと」を務めたよ。

あんなにやせ細っていたのに、今朝は、ふんわりと丸みを帯びてきた身体。

不思議だよねぇ。

あ、そうか。

昨日、出しておいたゴハン、きちんと食べてくれたんだ!

よかったー!ちゃんと食べられたんだね、みっくん!

じゃぁ、朝ごはんも食べてってね。

今日は忙しいよ、みっくん^^






あ、葬儀屋さんから携帯に連絡が入りました。

さぁ、みっくん。

もうそろそろだよ。

みんなにも「行ってきます」言わなくちゃね。






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みんなたちへ

ボクへたくさんのおうえんをいってくれて、ほんとにアリガトウでした!

ボクはまた元気になって、みんなたちにあえるといいなって思ってます。

ありがとう。

またね!

みたらし


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今朝、

9月17日(木曜日)午前6時ちょうど

「みたらしくん」が、わたしの腕の中で、永遠の眠りにつきました。

「みたらしくん」は、最期の最期まで、わたしをきちんと認識していました。

「早くまた会いに来て!」と言うと、最期に「ニャァ」と返事をしてくれました。

お互いの頬をくっ付けるのが、わたしとみたの「愛のしるし」でした。

お別れの時、みっくんは、首をグンと伸ばして、わたしのホッペに顔を寄せてくれました。

大好きな「みたらしくん」

今は、まだ、悲しすぎて、君を手放すなんてこと考えられないでいます。

そんなんじゃ駄目だよね。

みっくんは、早く生まれ変わって、またわたしの前に現れる準備しなくちゃ!だもんね。

みたらしくん、本当にごめんね。

もっと生きていたかったよね?

毎日の通院、大変だったかな?

本当にごめんなさい。

でも、わたしからは、君に、たくさんのありがとうを言いたいよ。

みたらしくんと出会えて、わたしは、本当に本当に幸せだったよ。

ありがとう、みっくん。

大好きだよ、みっくん。

ゆっくりお休みしてね。

またいつか会いましょう。

その日まで、みんなのお世話がんばってるからね!

楽しみにしています。

またね。本当に、またね。


親愛なるみたらしへ 愛より

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PS.コメントのお返事、しばらくお休みさせてください。ごめんなさい。
  落ち着いたら、きちんと返信させていただきます。
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みなさん、ケータイからこんばんにゃん!
みたらしです。
ボクは愛さんといっしょに
まいにちノムラセンセのびょういんへかよってるよ!
今日もふといチュウシャをがまんしたから
みんなにたくさんほめてもらった!

ぼくはがんばって元気になるからまっててよね!明日もいってくるからね!

愛さんはまいにちメソメソしててつかれてるみたいだから
こんやはボクが書いてみたよ!
またね!みんなたち!ばいばい!

みたらし
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