悪性リンパ腫、骨髄抑制。

桜子さんの悪性リンパ腫の院内抗がん剤、今回も無事に完了してきました。桜子が抗がん剤治療を開始したのが、去年2010年の7月10日。いよいよ丸1年が見えてきました!


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悪性リンパ腫の治療を開始してからの、桜子だけの領収書(上段)と血液検査結果表(下段)!
こんなに分厚くなりました。ちゃーちゃん、頑張ってますねぇ...




実は今回の治療には少し不安がありました。前回の血液検査では「うむむ....いよいよ治療を見送るか?否か?」という寸前の骨髄抑制が出ていたのです。要は貧血です。ちょっとガクンと数値が落ち込んだのね。今まではずっと登り調子or並行線だったのに。でもまだね「本当に危ない」って数値じゃなくて、食欲も元気もあるから治療は続けよう!となったのですが、今回も貧血が進行していたらさすがに一旦中止かなぁ?って。

前回の貧血が分かった時から、増血剤を人間と同じ投与量与え、週に2、3回だったレバー缶を毎日少量ずつ食べさせることにしてみた。鉄剤の吸収を高めるためにビタミン強化もしました。ドライフードの量も減らし、ラム肉と馬肉メインの食事にも変更しました。さあ、3週間で改善は見られるか!?


結果は~.........ドロー (´ε`;)ウーン…


悪化は無かったけれど、良くもなっておらず。でも抗がん剤は受けました。そして、なんとなく桜子のお腹がポンポンに膨らんでいるような気もしたのでエコーで調べてもらいましたが腹水は溜まっていませんでした。よかった。でもね、肝臓は大きく腫れてきているって。脾臓も相変わらず良くなってないし....リンパ節の腫れは再熱していないものの、内部進行はそれなりに進んでいるようです。今まで一切ステロイド飲んだことがなかった子が、毎日1年近く飲んでるんだものね。副作用ね。本当に治らない病気なんだなぁって....治療よりこれじゃ延命だよね、なんだかな。

文献によると「抗がん剤に対する反応(寛解率)は犬で約80%、猫では70%であり、1年生存率は約30%、2年生存率は約10%です。(数字は文献などにより異なる)」との記載で、桜子はなかなか頑張っている方なのかな。それにしても、イヌネコ文献の症例検討数って少なすぎるね。多くて100頭とか、少なくて10数頭のうち何頭かは....のレベル。もちろん獣医学部内での診療数の限界があるから仕方ないことだけれど、悪性リンパ腫のような致死率の高い病気には、もっともっと研究が進んでくれるといいのに。と勝手なことを述べるのは簡単だけどね。仕方ないのか。そんなこと言ったら、猫のFIPだって、エイズだって、あれも、これもってなるものね。iPS細胞だっていずれ研究が進めば、麻痺で歩けない子たちもいずれ歩けるように....と夢は膨らむばかりだけど。



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薬を3週間分小分けしていると、桜子はいつも近くてずっと見ててくれます。
一人で地味に作業しているとツマラナイけれど、
こうやってちゃーちゃんと一緒にセットしていると前向きな気持ちになれます。
とか言いつつも、桜子にとって「薬=美味しいもの(缶詰と一緒に食べられるから)」なので、
「早く食べたい~」って感じで見ててくれるんだけどね(笑)
ま、いっか^^




わたしが子供の時は、引き取った警察犬のリタイア犬が全頭!末期のフィラリア症だったり、朝起きたら「お母さん、庭でムクちゃん...死んでる」「あら、かわいそうにね」で無治療とか、老猫が突然行方不明になっても「猫は死ぬ時は居なくなるものなのよ」と言われて納得したり。今とは犬猫に対する「感覚」がずい分と違った。あの頃に比べたら十二分に医療は進化しているのだろうし、桜子が発症からすでに1年近くも生きられていることだってすんごい事には違いないのかも。

桜子はいずれ死んでしまうんだね。わかってるけれど....
「ねえ先生、あと1年はいくよね?」と聞いたら「ええぇ、それ本気で?」と聞き返されちゃった。
「うん、本気」/「いや、ないな」/「いやいやあるある」/「ないない」/ 「あるある」
あははははは~(みんなで苦笑い)桜子さん、意味も分からず上機嫌。

こうやって明るく心の準備ができてるからきっと大丈夫。ていうかまだまだ生きますよ、桜子さん。だって今日も元気炸裂!!!「お願いだから寝てなってば!(貧血が心配だから)」と言っても、家中をカツカツと爪を鳴らしながら走り回ってます。だからきっとずーっとしぶとく生きてます!(笑)
女番長、ドーベルマン桜子さん、不死鳥ですから~!

 ファイトーー!( ゚д゚)乂(゚д゚ )イッパーーツ!!
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